にちじ #2670
にちじ
(-一六〇〇) 普賢院と号す。 能州滝谷妙成寺一二世。 天正(一五七三-九二)の頃、一禅僧と問答となり、これを屈伏した。 禅僧は始めて本化の信を知り、直ちに衣を更えて法華の僧となることを願ったが、日慈は「禅は天魔の所為というが容易の信も亦魔障なり」と頂門の一針を加えたという。 僧は松崎檀林に学んで天台の学を究め、法華の正信を起して後、始めて日慈の弟子となり、名を日鳳と賜わり滝谷一三世を嗣いだ。
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