ふじのとうくよう #1812
ふじのとうくよう
甲斐の福士村(山梨県富沢町)にあった塔。 南部実長が富士の塔供養(九品念仏堂供養のこと)の奉賀に、謗施を行ったというので、白蓮日興がその行為を指弾した、いわゆる実長の三箇の謗法といわれるものの一つ。 この問題について実長は日興に、「九品念仏会に供養したと伝えられるのは、親しい者に馬を与えたという誤伝で、それを貰った者が後で念仏供養会に出て、馬を寄進したもので、その責任を自分に負わせるのは迷惑である」(日円書状)と陳弁したが、日興は納得しなかったという。
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