みょうほんじぞううんぱん
仏具。
鎌倉市比企谷妙本寺にあり国指定重要文化財。
雲版は形状が雲形であるためにこの名がある。
禅林では衆僧に各種の合図をするために用いた。
銅、鋳造、縦一〇八・〇センチ、横九・五センチ、南北朝時代。
「建武四年(一三三七)三月五日大工清原宗広」の刻銘と、「今上皇帝万才、比企谷、妙本寺」の文字が表裏に分刻されている。
しかし比企谷・妙本の文字は後刻であって他寺からの移入品と知られる。
因みに雲版で重文に指定されているものは埼玉県長光寺、宮城県瑞巌寺のものと妙本寺蔵と三点のみである。