妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

墨染寺(京都府京都市)

ぼくせんじ #1277

墨染寺(京都府京都市)

ぼくせんじ

京都市伏見区に所在。
深草山と号す。
開山は日秀。
日秀は字を純志といい甲州(山梨県)巨摩郡の人物で、身延山第一八世妙雲院日賢(一五五八-九九)の門人で性敏にして学を好み殊に神書を崇め、和歌の道を学んだ。
に豊臣秀吉の姉武蔵守一路の室瑞龍夫人、日賢に帰依して道契厚いものがあった。
日秀は毎に使者を務めて京都と往復したがその細川幽斉、里村紹巴と和歌の交を結び、滞留の墨染桜の旧跡を訪ね、相ともに語り歎じたという。
秀吉はこれを聞いて日秀を召し、貞観寺の縁由等を語り、かつ墨染の地を割いて一精舎を造りて賜うた。
日秀因て墨染寺と号し大いにこれを修営した。

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