妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

欄間

らんま #3643

欄間

らんま

建築用語。
格子及び菱欄間ができたのは平安後期であるが、鎌倉時代には菱格子・吹寄菱格子、末期には牡丹に鳳凰などの複雑なものが和様建築に用いられているが、左右相称の原始的意匠であった唐様では弓欄間(浪連子)が用いられた。
室町代には盲連子に散らし文様、透彫(例えば牡丹・橘・桐に菊・笹龍謄等)などが現れ、桃山・江戸代に入ると花狭間・松皮菱・箴欄間・雲・亀甲文などが造られるようになり、また厚手で絵画的に雄大な透彫、例えば「松竹に孔雀」「椿に小鳥」「葡萄に栗鼠」などや、両面の彫刻が異なるものなども造られるようになった。
《『史大辞典』一四巻「欄間」の項》

← 事典トップ