格天井
格天井
ごうてんじょう
建築で格縁(ごうぶち)(格天井の各区画の仕上り縁)と格間とより成る天井、格縁を十字に組み格間は普通正方形。
格間の手法により、
(1)平格天井(ひらごうてんじよう)=格間に平らな一枚板(鏡板)を張ったもの。
(2)小組格天井(こぐみごうてんじよう)=格間に極めて細かい格子を基盤目状に組入れたもの。
(3)張付格天井(はりつけごうてんじよう)=格間を紙張りとしたもの、格間に彩画することが多い。
(4)板違格天井(いたちがいごうてんじよう)=格間に幅のせまい板をその木理が隣接格間と互いに直角になるように張ったもの、あるいは二種類の板を交互に張って市松文様にすることもあるなどの種類がある。
なお格天井の周囲を曲面でたち上げたものを「折上(おりあげ)格天井」といい、この部分の曲線状の格縁を「亀の尾」という。
更にこの手法を二段構えにしたものを「二重折上格天井」という。
《『国史大辞典』五巻「格天井」の項》