妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

日蓮上人記

にちれんしょうにんき #2957

日蓮上人記

にちれんしょうにんき

浄瑠璃。
近松門左衛門の作で、享保三年(一七一八)一〇月に竹本座で上演された。
正本が伝存していないので内容は不詳だが、先行の『にちれんき』や古浄瑠璃の日蓮記物に拠ったものと思われる。
日蓮聖人の伝説を本格的に脚色して舞台に上演した最初の作品であり、以後の日蓮記物の原拠として、まず並木宗輔が本作を添削して『いろは日蓮記』を延享四年(一七四七)に江戸の豊竹肥前座で上演し、更に『日蓮聖人御法海(みのりのうみ)』上演へと発展していくことになる。

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