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上野殿御返事
(子財書)
第二巻 定本番号 20377 弘安3(1280) 分類: その他
祖寿: 59 著作地: 身延 写本: 日興筆富士大石寺蔵
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377 上野殿御返事
女子は門をひらく、男子は家をつぐ。日本国を知ても子なくば誰にかつがすべき。財を大千にみてても子なくば誰にかゆづるべき。されば外典三千余巻には子ある人を長者といふ。内典五千余巻には子なき人を貧人といふ。
女子一人、男子一人、たとへば天には日月のごとし。地には東西にかたどれり。鳥の二のはね、車の二のわ(輪)なり。さればこの男子をば日若御前と申させ給へ。くはしくは又々申べし。 八月二十六日 日蓮 花押 上野殿 御返事
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