えんみょうじ
山梨県笛吹市に所在し、光景山と号す。
当寺は永禄年間(一五五八-六九)に、了弘阿闍梨の創立した寺で、往古は真言宗般若寺と称していた。
その後寛文年間(一六六一-七二)に、京都立本寺二一世の養鷲院日芳がこの地を遊化した際、地頭の小菅伊左エ門尉正武が深く傾倒して、父母の菩提のために荒廃した般若寺を修復、寺領を寄進して法華の道場とした。
また、寛文六年(一六六六)五月正武は父母の法号(父=円明院・母=光景院)に因んで山寺号を改めたという。
なお現在は日芳を改宗開山とし、了弘阿闍梨を了弘日繁と諡し開山としている。