妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

飯高寺(千葉県匝瑳市)

はんこうじ #5259

飯高寺(千葉県匝瑳市)

はんこうじ

千葉県匝瑳市に所在。
妙雲山と号す。
慶長元年(一五九六)蓮成院日尊が開いた飯高檀林の寺号で、法輪寺ともよばれた。
慶長四年から同八年(一五九九-一六〇三)まで、飯高檀林第三世化主として在檀した心性院日遠が制定した「万代不易法律」には「飯高学校妙雲山法輪寺」とその寺号がみえ、同じく日遠が元和三年(一六一七)一一月二四日に定めた「妙雲山法輪寺唯授一人之掟」にもその寺号がみえる。
なお、これより早く、飯高檀林の前身である教蔵院日生開創の妙福寺飯高談所に対し、天正一九年(一五九一)徳川家康は寺領三〇石を寄進したが、それには「飯高寺」の寺号がみえる。
この飯高寺とは妙福寺飯高学室を称したものであるが、飯高檀林は早くから飯高寺ともよばれていたことが分かる。
かくて初期の法輪寺にかわって、近世中期以降は飯高寺の寺号が通称となった。

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