妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

南條殿御返事

全集 第7巻 2段 定本: #40439(定本の該当ページへ)

書下し

南條殿御返事なんじようどのごへんじ


[1]いも・はじかみ悦びて給ひ候ひ了んぬ。いまをはじめぬ事に候へば、とかく申すにをよばず候ふ。をりふしそうそうなる事候ひし間、委細の御返事に及ばず由候ふところに候ふ。恐恐謹言。
[2]<日>卯月十四日
[3]<人>日 蓮<花押>花押
[4]<先>南條殿御返事
現代語訳

南条殿御返事


弘安元年(一二七八)四月一四日、五七歳、於身延、和文、定三〇二一頁。

[1]いも生薑しようが、うれしく頂戴しました。いろいろの品をお送りいただきますことは、今はじまったことではありませんので、改めてお礼を申し上げるまでもなく感謝でいっぱいです。ちょうど今、立て込んでいる用件がありますので、委細にわたるご返事を申し上げる余裕がありません。悪しからずお許しを。恐々謹言。
[2]<日>四月十四日
[3]<人>日 蓮 <花押>花押
[4]<先>南条殿御返事