十月分時料御書
書下し
十月分時料御書
[1]十月分時料三貫、大口一、三貫五十云云。
[2]摩訶摩耶経に云く、「六百年馬鳴出づ、七百年竜樹出づ」。付法蔵経に云く、「第十一馬鳴、第十三竜樹」等云云。
現代語訳
十月分時料御書
弘安元年(一二七八)、五七歳、あるいは弘安三年、於身延、対告不明、原漢文、定一五八八頁。
[1]十月分の御供養として三貫文、大口袴一つ、銭三貫五十文を拝受しました。
[2]摩訶摩耶経によると「釈尊の滅後六百年に馬鳴が出現し、七百年に竜樹が出現する」と予言されている。また付法蔵経には「釈尊滅後の伝法次第は、第十一番目に馬鳴、第十三番目に竜樹が出現する」と予言されている。