乗明上人御返事
書下し
乗明上人御返事
[1]乗明上人、一石を山中に送る。福を得ること、十号の功徳に過ぎん。恐々謹言。
[2]<日>七月二十七日日>
[3]<人>日 蓮<花押>花押花押>人>
[4]<先>御返事先>
現代語訳
乗明上人御返事
弘安二年(一二七九)七月二七日、五八歳、於身延、大田乗明宛、原漢文、定一六五二頁。
[1]乗明殿よりの御供養米一石、身延の山中へお送りいただきました。そのご供養によって得られる福徳は、如来がおもちの十号の功徳よりもまさるもので、すばらしいものがあります。以上、恐れつつしんで申し上げました。
[2]<日>七月二十七日日>
[3]<人>日 蓮 <花押>花押花押>人>
[4]<先>御返事先>