妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

富城入道殿御返事

全集 第6巻 2段 定本: #20351(定本の該当ページへ)

書下し

富城入道殿御返事ときにゆうどうどのごへんじ


[1]不断ふだん法華経、来年の三月みつきの料の分、ぜに三貫文・米二斗、送りび候ひおわんぬ。
[2]<日>十一月二十五日
[3]<人>日 蓮<花押>花押
[4]<先>城入道殿御返事
[5]尼御前の御寿命長遠ごじゆみようじようおんよし、天に申し候ぞ。其のゆえ御物語り候へ。
現代語訳

富城入道殿御返事


弘安二年(一二七九)あるいは弘安三年の一一月二五日、五八歳あるいは五九歳、於身延、和文、定一七一〇頁。

[1]絶えない法華経読誦の修行のための斎料として、来年の三ケ月分の銭三貫文と米二斗をお送りいただき、たしかに拝受いたしました。
[2]<日>十一月二十五日
[3]<人>日 蓮 <花押>花押
[4]<先>富城入道殿御返事
[5]奥様の御寿命が長遠であられるよう、諸天善神に御祈願申し上げております。そのことを奥様へよろしくお伝え下さい。