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尊霊御菩提御書

全集 第6巻 2段 定本: #20198(定本の該当ページへ)

書下し

尊霊御菩提御書そんれいごぼだいごしよ


[1]〔尊霊の御菩提疑ひなき者か。「適時而已ちやくじにい」等の釈はこの意か〕。田殿、郎入道殿の御事は、〔観心かんじんの法門の時申すべし。大田殿御所労しよろうの事、これをくといえども〕、はた又、転重てんじゆう(後欠)
現代語訳

尊霊御菩提御書


建治元年(一二七五)一一月あるいは文永一〇年(一二七三)、五四歳あるいは五二歳、於身延あるいは佐渡、富木常忍宛、和漢混淆文、定一一一九頁。

[1](前欠)尊霊が菩提を得られることは疑いのないことでありましょう。「時に適うのみ」等という天台大師の解釈はこの意でありましょうか。大田入道殿と曾谷次郎入道殿の法義理解については、観心の法門を説明する時に改めて申し述べましょう。大田殿のご病気の事はかわしいことではありますが、あるいはまた過去の重罪を転じて…(後欠)