故最明寺入道見参御書
書下し
故最明寺入道見参御書
[1](前欠)挙寺々。日本国中ために旧寺の御帰依を捨てしむ。天魔の所為たるの由、故最明寺入道殿に見参の時、これを申す。また立正安国論これを挙ぐ。惣じて日本国中の禅宗・念仏宗(後欠)
現代語訳
故最明寺入道見参御書
文永六年(一二六九)、四八歳、於鎌倉、原漢文、定四五六頁。
[1](前欠)日本国中の天台・真言などの既成寺院への帰依を捨てさせ、新たに禅宗に帰依するのは、天魔の行為に他ならないと、故最明寺入道殿に面会した時に進言したのである。また立正安国論を上奏して念仏は無間地獄に堕ちる原因となる悪法である旨を提示したのである。およそ日本国中の禅宗・念仏宗(後欠)