御所御返事
書下し
御所御返事
[1]清酒一へいし、かしこまて給ひ候ひ了んぬ。これほどのよきさけ今年はみず候ふ。へいししはら(中欠)れ候はんれうにとどめて候ふ。恐恐。
[2]<日>七月廿七日日>
[3]<人>日 蓮<花押>花押花押>人>
[4]<先>御所御返事先>
現代語訳
御所御返事
弘安四年(一二八一)七月二七日、六〇歳、於身延、和文、定三〇二三頁。
[1]清酒一瓶子、ありがたく頂戴いたしました。これほどの良い酒は今年になってまだいただいたことがありません。瓶子は、しはら(中欠)料にこちらに留めておきます。恐々。
[2]<日>七月二十七日日>
[3]<人>日 蓮 <花押>花押花押>人>
[4]<先>御所御返事先>