妙傳寺聖典個人版 新・電子聖典

断247・下山御消息

第四巻 定本番号 4 建治3(1277) 分類: その他

祖寿: 56 著作地: 身延 写本: 日法筆 岡宮光長寺蔵<BR>日澄筆 北山本門寺蔵

     断247・下山御消息
を糺明せられしに、先は六宗の碩学各々宗々ことに我か宗は一代超過一代超過の由立申されしかとも、澄公の一言に

かねたるかことし。家には殺害を招き、子息は父定す。賢人は二君に仕へす、貞女は両夫に嫁すと申此也。

世間の人々には持戒実語の者のやうには見ゆれとも、其実を論すれは天下第一の不実の者也。其故は彼等か本文とする四分十誦等の律文は大小乗の中には一向小乗、小乗の中には最下の小律也。在世には十二年の後、方等大乗へ遷程の且くやすめことは、滅後には正法の前五百年の一向小乗寺なり。此又一向大乗寺の毀謗をなさんか為、されは

とも、後に事の由を知か為に我大乗の弟子を遺して助をき給。而今の

雨師瞋故不雨[云云]。此等の経文の亀鏡をもんて雨火房か身に指当てて見よ。少もくもりなからむ。

召合せられて

を失、後生には悪      なづり、讒言を

天台大師  消